ポケモンいいつりざお入手場所と歴代進化|ボロとの違いを徹底解剖
ポケットモンスターシリーズにおいて、水辺の冒険を大きく拡張する伝統的アイテム「いいつりざお」。序盤に手に入る頼りない釣竿から一転、本格的な水棲ポケモンとの出会いをもたらすこの道具は、歴代の旅パ(ストーリー攻略パーティ)形成における最重要ギアとして長年親しまれてきました。
作品ごとに異なる入手タイミングや、釣り人(通称:つりおやじ)とのユニークな遭遇イベント、そして最新作における釣り要素の変遷まで、プレイヤーが知っておくべき仕様と攻略の要点を専門記者の視点で余すところなく解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「いいつりざお」はコイキング中心のボロ竿から脱却し、ニョロモやトサキント、シェルダーなど中盤の戦力を即戦力レベルで釣り上げる必須アイテム。
- 要点2:赤緑(セキチクシティ)、金銀(アサギシティ)、ダイパ・BDSP(209番道路)など、各地方の中盤ハブエリアで釣り愛好家から譲渡されるのが歴代の王道路ート。
- 要点3:第9世代(ポケモンSV)ではオープンワールド化に伴い釣竿アイテム自体が廃止。シンボルエンカウントへ移行した背景と歴代の変遷を総括。
【比較検証】ボロ・いい・すごい!3大釣竿の性能差と決定的な違い
歴代シリーズにおいて水辺の探索を支えてきた釣竿は、基本的に3段階のグレード制が敷かれてきました。中でもボロのつりざお違いとして際立つのは、出現するポケモンの多様性とレベル帯の圧倒的なギャップです。
多くの作品で最初に手に入る「ボロのつりざお」は、出現ポケモンの大半が低レベル(Lv.5前後)のコイキングに固定されています。これに対し、中盤で手に入る「いいつりざお」を入手した瞬間、水域ごとに設定された固有テーブルが解放され、Lv.15〜25前後の多彩な水タイプが直接狙える構造になっています。
| 釣竿の種別 | 主な出現ポケモン・レベル帯 | 主な入手タイミング | 攻略上の戦略的価値 |
|---|---|---|---|
| ボロのつりざお | コイキング(Lv.5前後)中心 | 第1〜第2ジム前後(最序盤) | ギャラドスへの早期育成用。単体戦力としては即効性に欠ける |
| いいつりざお | トサキント、ニョロモ、テッポウオ等(Lv.15〜25) | 第3〜第5ジム前後(中盤) | ストーリー中盤の即戦力確保。進化前の中堅水ポケモンを網羅 |
| すごいつりざお | ギャラドス、シードラ、ミニリュウ等(Lv.30〜50超) | 第7〜第8ジム、または殿堂入り後 | 最終進化系やレア枠の厳選用。クリア後コンテンツの主役 |
すごいつりざお入手時期は多くのタイトルで終盤あるいはクリア後の隔離エリアに設定されているため、ゲーム本編の難所を突破する旅パの主力を調達する用途では、この中位ロッドが実質的な主役を担ってきました。
【歴代総まとめ】作品別のいいつりざお入手場所とイベント攻略
シリーズを通して受け継がれてきた伝統が、各地の水辺や民家にたたずむ「釣り人」との会話イベントです。歴代つりざお入手方法を振り返ると、主人公が「釣りが好きか?」と問われ、「はい」と答えることで譲り受けるつりおやじ入手イベントがお約束の様式美として定着していました。
初代・第1世代:ポケモン赤緑いいつりざお
カントー地方を舞台とする『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』およびFRLGでは、セキチクシティの民家にいる「つりおやじの兄」から受け取ります。セキチクシティへ到達するにはタマムシシティ側かシオンタウン側の関所を抜ける必要があり、中盤の大きな節目となるロケーションです。
第2世代:ポケモン金銀いいつりざお
ジョウト地方を巡る『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』やHGSSでは、港町であるアサギシティの民家に住む釣り人から入手可能です。灯台イベントやタンバシティへの海上ルート開拓を控えた絶妙なタイミングで手に入り、海を渡る前の水タイプ補強に直結しました。
第4世代:ポケモンダイパいいつりざお(BDSP含む)
シンオウ地方を舞台とした『ダイヤモンド・パール・プラチナ』およびリメイク作の『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(BDSP)』では、209番道路のズイタウン南側に位置する桟橋の釣り人に話しかけることで手に入ります。ヨスガシティを抜けてズイタウンへ向かう道中で自然に遭遇できるため、寄り道なしで回収できるアクセスの良さが特徴です。
【出現データ解析】いいつりざおで釣れるポケモンと確率の法則
各水域における釣れる確率と出現率の内部パラメータを紐解くと、いいつりざおは単なる「ボロの上位互換」にとどまらない独自の出現テーブルを持っています。
水辺で使用した際、いいつりざお釣れるポケモンは概ね2〜3種類に絞り込まれており、約50%〜60%の基本枠(中堅種)と、30%〜40%の準レア枠、そして低確率のコイキング枠で構成されるのが定石です。例えばシンオウ地方の水路では、ボロ竿ではコイキングしか掛からない場所でも、いいつりざおを垂らすことでテッポウオやケイコウオ、バスラオといった地方固有の水生生物がヒットします。
特に注目すべきは、一部作品において「進化前の特定ポケモン」や「特定のレベル帯」をピンポイントで捕獲したい場合、すごいつりざおを使うと最終進化系(ギャラドスやアズマオウなど)ばかりが釣れてしまい、進化前特有の初期技や図鑑埋めを逃すリスクがある点です。あえて中間ロッドを残しておくことが、効率的な図鑑コンプリートの定石とされていました。

【実態検証】釣竿使い方とコツ|世代ごとに進化した釣りミニゲーム
プレイヤーの技術が試される釣竿使い方とコツも、ハードウェアの進化とともに劇的な変化を遂げてきました。歴代のユーザーコミュニティや当時の熱狂を振り返ると、釣りシステムは常に緊張感と隣り合わせのミニゲームでした。
第1世代〜第2世代では、竿を使ってから「なにも つれない!」というメッセージが頻発し、エンカウント自体の乱数に一喜一憂する仕様でした。これが第3世代(RSE)になると、画面に「…… …… おっと! ポケモンが くいついた!」と表示された瞬間に素早くAボタンを押す反射神経テストのような仕様へと進化。焦ってボタンを連打すると「あーあ! はやすぎた!」と逃げられるため、独特のリズム感が求められました。
第4世代以降は頭上に「!」マークが表示された瞬間にボタンを入力する直感的なスタイルへ洗練され、現代のプレイヤーに馴染み深いフォーマットが完成しました。水生ポケモンの出現率を最大化するため、特性「すいすい」や「ねんちゃく」を持つポケモンを手持ちの先頭に配置して釣りのヒット率を底上げするテクニックは、やり込み勢の間で常識として共有されています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|なぜ第9世代で釣竿が消えたのか?
熱心なファンの間で議論を呼んだのが、ポケモンSV釣り要素の完全刷新です。Nintendo Switch向けに展開された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、シリーズの象徴であった「つりざお」という道具自体が廃止されました。
この変更を巡り、ネット上では「開発期間の都合ではないか」「釣りが手抜きされた」といった憶測も飛び交いましたが、実際のゲームデザイン構造を検証すると明確な意図が浮かび上がります。
シームレスなオープンワールドを採用したパルデア地方では、水上や水中を生息するポケモンたちがリアルタイムで泳ぎ回るシンボルエンカウント方式が全面的に導入されました。プレイヤーが岸辺から水面を見つめ、ライドポケモンで水上を滑走しながら直接モンスターボールをロックオンして投げる設計になったため、「水辺で立ち止まって竿を振る」という固定型のアクションを維持する必要性が解消されたのです。旧来の釣り竿による段階的解放は、ライドスキルの解放(なみのり・大ジャンプ等)へと機能的に統合されました。

【プロの結論】旅パ構築と探索効率を最大化する判断基準
シリーズのゲームメカニクスにおいて、釣竿とは単なる捕獲道具ではなく「プレイヤーの行動範囲とパーティの戦力バランスを制御する調停弁」でした。この歴史的文脈を踏まえ、リメイク作や過去作をプレイする際に向いているプレイスタイルを整理します。
中盤の戦力補強に「いいつりざお」の確保が強く推奨されるプレイヤー
- みずタイプの即戦力をストーリー中盤で確実に確保したい人:御三家に水タイプを選ばなかった場合、第3〜第5ジム周辺で出現するLv.20前後の水ポケモンは、中盤の炎・地面・岩タイプ攻略において最大の切り札となります。
- ストーリー進行度に応じた適正レベルで図鑑を埋めたい人:すごいつりざお入手後では捕獲困難になる「未進化水ポケモン」を、遭遇したその場でスムーズに記録できます。
あえて釣竿探索を後回しにしても問題ないプレイヤー
- ギャラドス(ボロ竿産コイキング)を早期育成済みの人:序盤に手に入れたコイキングをLv.20まで育ててギャラドスへ進化させている場合、中盤の水戦力は既に飽和しているため、寄り道して釣りを行う優先度は下がります。
- オープンワールド(第9世代以降)を中心に遊ぶプレイヤー:SVや今後の最新世代では、水辺の目視探索とライドスキルの強化を最優先に進めるのが最適解となります。
【いいつりざお】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ダイパリメイク(BDSP)でいいつりざおはどこで貰えますか?
A1:ヨスガシティから東へ進み、ズイタウンへ向かう途中の「209番道路」にいる釣り人から貰えます。川にかかる桟橋の上に立っている釣り人に話しかけ、「はい」を選択するだけでその場で入手可能です。
Q2:いいつりざおとすごいつりざおは、どちらを優先して使うべきですか?
A2:基本的には高レベル・強力な最終進化系が釣れる「すごいつりざお」が上位互換となります。ただし、すごいつりざおは終盤〜クリア後まで手に入らないため、ストーリー攻略中盤は「いいつりざお」をメインに使い、進化前のポケモンを集めるのがベストです。
Q3:最新作のポケモンSV(第9世代)に「いいつりざお」は登場しますか?
A3:登場しません。ポケモンSVでは完全なオープンワールドおよびシンボルエンカウントが採用されており、水生ポケモンは水面や水中に直接出現します。水上を移動できるライドスキル(波乗り)を解放して直接接触することで捕獲します。
Q4:釣りでポケモンが逃げてしまうのを防ぐコツはありますか?
A4:頭上に「!」マークが出た瞬間にタイミングよくボタンを押すことが基本です。また、手持ちの先頭に特性「すいすい」や「ねんちゃく」を持つポケモンを置いておくと、釣りのヒット率が大幅に上昇し、効率よくエンカウントを発生させることができます。
まとめ:歴代の歴史から見る「いいつりざお」の価値
「ボロのつりざお」の心細いコイキング一本槍から脱却し、広大な水域に眠る未知の戦力へとアクセスを可能にしてくれた「いいつりざお」。それは単なる中継ぎアイテムではなく、中盤のパーティ構築においてプレイヤーの選択肢を一気に押し広げる画期的なキーアイテムでした。
ゲームシステムの進化とともにその形態は変わりつつも、水辺に竿を垂らし、水面の波紋と「!」マークに息をのんだ体験は、ポケモンの冒険を彩る不朽の原体験として今なお語り継がれています。リメイク作やクラシック作品をプレイする際は、ぜひ各地の「つりおやじ」との出会いを見逃さず、水辺の冒険を最大限に楽しんでみてください。 (出典: いい つり ざお(Yahoo!ニュース))